パナソニックは4月23日、モニター付HDDレコーダー「DIGA+(ディーガプラス)」シリーズの新製品「UN-JL10T2」「UN-JL15T2」を発表した。HDDレコーダーと、無線でつながるポータブルディスプレイ(モニター)がセットになったモデル。いずれも発売は6月15日で、価格はオープン。推定市場価格は、UN-JL10T2が60,000円前後、UN-JL15T2が80,000円前後となっている。

「UN-JL10T2」(左)と「UN-JL15T2」(右)の違いはディスプレイサイズのみ

HDDレコーダー部とポータブルディスプレイに無線LANモジュールを搭載。パナソニック製品で搭載されているDLNA拡張機能「お部屋ジャンプリンク」を利用して、HDDレコーダー部に保存されている録画番組を、ポータブルディスプレイ上でワイヤレス再生することができる。

防水仕様で風呂場でも録画番組を楽しめる

充電用のACアダプターはマグネットタッチ式

UN-JL10T2は10型ディスプレイが、UN-JL15T2は15型ディスプレイが付属する。ディスプレイはバッテリーが内蔵されており、ホームネットワーク内なら好きな場所で録画番組を楽しめるようになっている。バッテリーでの動作時間は最長約4時間15分。

いずれのディスプレイもIPX6/7相当の防水仕様。水深1mの常温水に30分沈めても使用できるうえ、シャワーの水流がかかっても動作するため、風呂場で録画番組を楽しむことが可能だ。なお、ディスプレイのサイズ以外は2モデルとも共通しようとなっている。

今回のモデルでは、新たにディスプレイ上でWebブラウジングなどのインターネットサービスを利用可能となった。そのほか、HDDレコーダーとポータブルディスプレイのアンテナ性能が従来モデル「UN-JL10T1」「UN-JL19T1」より向上し、接続しやすくなっている。

レコーダー部分の仕様は、チューナーが地上/BS/110度CSデジタル×各2基(1基は視聴専用、もう1基は録画専用)、HDD容量が320GB(最大15倍までの長時間録画モードに対応)、接続インタフェースがHDMI×1系統、USBポート×1基(外付けHDDを接続しての録画用)、LANポート×1基となっている。サイズはW183×D184×H43mm(突起部含む、アンテナ収納時)。

ディスプレイ部の仕様は次の通り。表示解像度はUN-JL10T2が1,024×600ドット、UN-JL15T2が1,354×760ドット、充電時間はUN-JL10T2が約3時間15分、UN-JL15T2が約3時間45分、スピーカーは共通仕様で800mW×2となっている。サイズはUN-JL10T2がW264×D15.2×H181.9mm、UN-JL15T2がW387.6×D16.9×H253.5mm(いずれも突起部除く)、重量はUN-JL10T2が約0.69kg、UN-JL15T2が約1.42kg。

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