小栗旬、檀れい、関ジャニ∞の丸山隆平らが、5月11日に放送されるフジテレビ系のオムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 '13 春の特別編』(21:00~23:10)で初主演を務めることが23日、明らかになった。

小栗旬が偽ドクターに扮した『AIRドクター』

同作は、今年で放送23年目を迎えるフジテレビの看板番組。タモリがストーリーテラーを務め、身近に潜む奇妙な話をオムニバス形式で描いている。今回は、全5編の構成で、小栗旬、檀れい、丸山隆平、佐々木希、チュートリアル・徳井義実の5人が、同作で初出演&初主演を務める。

『AIRドクター』で小栗が演じるのは、偽ドクター・桐原亨。ハワイ行きの機内で急病人を助けた桐原だったが、その乗客が再び苦しみだし緊急手術をすることに…。台本を読み、「こういう話だったら出てみよう!」と出演を快諾した小栗。「本物じゃない偽者たちが、なんだかよく分かんないうちに本物みたいなことになっていくっていう。現実にも嘘をついてしまう瞬間はあると思うので、そういった意味でも面白いと思います」と物語の魅力を語っていた。

『不死身の夫』の檀れいは、夫との結婚生活に嫌気がさしている主婦・副島三恵。ある晩、強盗の仕業に見せかけて夫を殺害するものの、その夫は殺された記憶がない状態で何度でも生き返ってしまう。初めて"人殺し"のシーンに挑んだ檀は、「芝居をやっている限りはいつかすることだって思うんですけど、何度も殺すっていうのが…」と戸惑いつつも、「さあ、どういうふうに殺そうかなって悩み中です(笑)」とまんざらでもない様子。「私自身も楽しみつつ、視聴者の皆さんに喜んでもらえるよう頑張ります」と意気込んでいた。

一方、丸山は『石油が出た』で尿が石油になってしまうフリーター・湯元義弘、佐々木は『呪web』で上司を呪うダメOL・吉田ミサキ、徳井は『階段の花子』で秘密を抱えた小学校教師・相川英樹をそれぞれ演じた。

檀れいが初めて人殺しのシーンに挑んだ『不死身の夫』

『呪web』で上司への恨みを晴らそうとするダメOLを演じた佐々木希

『階段の花子』でチュートリアル・徳井義実が演じたのは秘密を抱えた小学校教師