FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDファウンデーションは本年度の予算枠を広げ、1,000,000ドルの寄付を募ると発表した。発表の中でFreeBSDファウンデーションは、FreeBSDは高性能、安全性、安定性を備えたOSとして国際的に認知されており、我々の目的はこの活動をサポートすることにあると説明。今年は従来よりも予算枠を引き上げ1,000,000米ドル募ると発表した。現在の為替レートで換算すれば、この予算は日本円にして1億円弱に相当する。

予算内容の概要は次のとおり。

  • ソフトウェア開発プロジェクトに600,000米ドル
  • リリースエンジニアリングに取り組む要員の人件費
  • 技術メンバーを雇用するための人件費
  • 日本、米国、欧州、カナダで開催されるBSDカンファレンスの支援
  • FreeBSDプロジェクトインフラストラクチャを支えるH/Wへの出資に130,000米ドル
  • マーケティングを通じたFreeBSDコミュニティの拡大と、ユーザや事業展開への支援
  • FreeBSDトレードマークの保護とFreeBSDプロジェクトにおける法務関連の支援

FreeBSDファウンデーションは昨年度の募金で500,000米ドル(約5,000万円)の募金を募ったところ、実際には250,000米ドルほど多い750,000米ドルほどが集まったとしている。FreeBSDファウンデーションは世界中から募金を募り、集まった資金を使ってFreeBSDプロジェクトの支援に取り組んでいる。