元AKB48・SDN48のメンバーでタレントの野呂佳代が16日、都内で行われた映画『死霊のはらわた』のPRイベントに登場した。

映画『死霊のはらわた』のPRイベントに登場した元AKB48・SDN48の野呂佳代

同作は、映画『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミ監督の長編デビュー作『死霊のはらわた』(1981年)をリメイクしたもの。山奥の不気味な小屋を訪れたミアたち5人の男女は、その小屋で禁断の「死者の書」を発見し、死霊を甦らせてしまう。姿なき死霊に憑依され豹変したミアは、仲間たちに襲い掛かる。死霊によって閉ざされた山から出る事も助けを呼ぶ事もできずに、次々に憑依されていく若者たち。彼らに生き残る術はあるのか……。

死霊メイクを施し、"死霊ちゃん"として同イベントに登場した野呂。「死霊は怖いイメージな感じなのに、体型がふくよかだからかわいらしく見えますね。これが芹那さんだったら……」とMCが言いかけるとすかさず「呪い殺そうか」と口止め、会場を笑わした。また、呪いたい人を尋ねられると躊躇せず、AKB48の総合プロデューサー・秋元康を名指し。「(私がAKB48だった時代の)センターをもう一度考えて直したほうがいいんじゃないか。あとSDN48の件も考えて直してほしかった」と訴え、「あれ(SDN48の解散)は卒業という名の事実上の解散です」と毒づいた。さらに一番怖かった体験談を披露するも会場から笑いが漏れると「何、へらへら笑ってんだよ。一生懸命、仕込んでやってんだよ!」と怒りの矛先を観客に向けた。

ほか、死霊は人間のなかに入り込み、人間を操作するというストーリーから、操作したい人を聞かれるとAKB48の篠田麻里子の名を挙げ、「全力で呪い潰してやるぞ」と意気込むも、「あくまでもこれは死霊ちゃんとしてです」とトーンダウン。6月のAKB総選挙に関しても「ライバルは順位でいえば片山陽加ですかね。フューチャーガールズに入るには片山基準かなと。(フューチャーガールズに入るには)64位までに入ればいいんです」と現実的なコメントに終始し、篠田については「死霊の力を借りないと潰せないです。ただ、ぶっ潰す奴がいれば応援します(笑)。応援だけは頑張ります!」とだけ言い残した。映画『死霊のはらわた』は、5月3日より新宿ピカデリーほか全国公開。