住信SBIネット銀行は16日、預金総残高が15日時点で2兆8000億円を突破したと発表した。3月13日に2兆7000億円を突破してから33日間で1000億円の預金総残高が増加した。

このたびの残高増加の主要因は、SBI証券での取引に利用可能なSBIハイブリッド預金残高の増加だ。SBIハイブリッド預金は、昨年末から住信SBIネット銀行・SBI証券両社の口座開設数の伸びとともに利用者が増えており、また、株式市況の回復を背景に1口座あたりの預金残高も増加しているという。

また、同社では期間限定の「外貨預金為替コスト無料キャンペーン」を不定期に実施しているが、同キャンペーンが外貨取引をする顧客に好評で、外貨預金の取引が活発となっているという。以上の要因などにより、預金総残高が2兆8000億円を突破した。

これからも住信SBIネット銀行は顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。