女優の松嶋菜々子が、7月スタートのフジテレビ系のドラマ『救命病棟24時』で主演を務めることが16日、明らかになった。

ドラマ『救命病棟24時』に出演する松嶋菜々子(中央)、時任三郎(左)、佐々木蔵之介

松嶋が連続ドラマで主演を務めるのは、最高視聴率40%を記録した日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』以来のこと。彼女が演じる小島楓は、1999年に放送された第1弾『救命病棟24時』では研修医、第3弾では救命医、そして第4弾では救命医から医局長に就任した。そして本作では、国立湊大学附属病院の救命救急センターの救命チームを作るために、前シリーズと同じく医局長という立場で新たな現場に立つこととなる。松嶋は前シリーズに続いての出演を「『救命病棟24時』シリーズに帰ってくることができたこと、大変うれしく思っています」と喜び、「新たなスタッフやキャストの皆さんと撮影を頑張りたいと思っております」と意気込んでした。

第5弾『救命病棟24時』の主題歌を担当するDREAMS COME TRUE

そのほか、臓器移植のスペシャリストの異名を持つ救命医・夏目衛を時任三郎、楓と度々衝突する救命救急センターの心臓外科医・本庄雅晴を佐々木蔵之介が演じることも決定。時任は、「この歴史のあるシリーズ作品に出演させていただけることを光栄に思っています」と感謝の気持ちを伝え、「欧米の考え方だけではスムーズにいかない日本人特有の死生観もあるかもしれません。そのギャップを夏目はどう埋めているのか。その辺を彼のキャラクター設定も含めて演じられたらなと思っています」と思いを語った。

一方の佐々木は、「1999年から続く歴史あるシリーズのドラマに出演させていただくことを光栄に、そして覚悟をもって参加しなければ」とこちらも意気込み十分で、「各所で衝突、アウトローな理由は、本庄なりの医者としての正義や患者や家族に対する強い思いがあるのだと思います。彼なりの正しくあろうとする姿を大切に演じたいと思います」と役柄との向き合い方を明かした。

また、今回の主題歌もこれまでのシリーズと同様、DREAMS COME TRUEが担当。同作のために書き下ろした新曲が採用される(発売日未定)。