米BOX OFFICE MOJOは4月12日~4月14日の全米週末興業成績を発表した。

42

黒人初のMLBプレイヤーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた伝記映画『42(原題)』が初登場1位。ブルックリン・ドジャースの名簿リストに載ることでMLBの人種差別の壁を壊した伝説の野球選手を、テレビドラマで活躍するチャドウィック・ボーズマン、当時のブルックリン・ドジャース会長のブランチ・リッキーをハリソン・フォードが演じている。また、監督・脚本は『ペイバック』『ROCK YOU!』のブライアン・ヘルゲランドが担当している。

2位の『Scary Movie 5(原題)』は、“最終絶叫計画”シリーズ5作目となる新作。傲慢で、性欲過剰な監督が手がける新たなプロダクションの主役の座を競い合う3人のダンサーたちを中心にしたホラー・コメディで、『パラノーマル・アクティビティ』、『インセプション』、『ブラック・スワン』などの過去の映画を茶化しながらパロディ化した内容も見どころのひとつだ。

前週トップの『死霊のはらわた (2013) 』は5位に急降下。他は前週同様3位の『The Croods(原題)』、2位から4位に順位を下げた『G.I.ジョー バック2リベンジ』など、9位までは前週と変わらぬラインナップ。

10位の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』は、3月29日の公開から徐々に順位を上げ、3週目にして初のトップ10入り。『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督が、15年にまたがる3つの物語を連鎖しながら描いたクライムドラマで、『ドライヴ』『L.A.ギャングストーリー』などの作品で注目を集めるライアン・ゴズリングと再びタッグを組む。その他ルークを追い詰める新米警官エイヴリー役にはブラッドリー・クーパーも名を連ねている。

全米週末興行成績TOP 10(4月12日~4月14日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 42(原題) 2,725万ドル 同左 未定 1
2 Scary Movie 5(原題) 1,515万3,000ドル 同左 未定 1
3 3 The Croods(原題) 1,320万ドル 1億4,252万4,000ドル 未定 4
4 2 G.I.ジョー バック2リベンジ 1,080万ドル 1億242万6,000ドル 6月8日 3
5 1 死霊のはらわた (2013) 950万ドル 4,150万ドル 5月3日 2
6 4 ジュラシック・パーク 3D 882万ドル 3,192万9,000ドル 未定 2
7 5 エンド・オブ・ホワイトハウス 728万3,000ドル 8,189万ドル 6月8日 4
8 7 オズ はじまりの戦い 492万3,000ドル 2億1,944万4,000 公開中 6
9 6 Tyler Perry's Temptation: Confessions of a Marriage Counselor(原題) 450万ドル 4,542万2,000ドル 未定 3
10 13 プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 408万ドル 545万5,000ドル 5月25日 3