人々の間で語り継がれている「迷信」。朝のお茶に茶柱が立つと良いことがある、ご飯を残すと目がつぶれるなど、日本には様々な迷信がありますが、外国ではどうなのでしょうか。日本に住む20人の外国人に聞いてみました!

■黒猫は悪運を招きます(スペイン/ 30代前半/男性)

■黒猫は不吉なしるし(ペルー/40代後半/男性)

多くの国でこの迷信が存在していますが、イギリスでは逆に「魔よけになる、幸運をもたらす」とされています。

■黒い猫が自分の前を渡ったら、3回つばをしないと不幸なことが起きる(スウェーデン/40代前半/女性)

このような開運方法もあるのですね。何にせよ、不運を黒猫のせいにするのはやめましょう!

■13は不幸な数字とされています。病院やホテルでは13階あるいは13室がないところもあります(ドイツ/30代後半/男性)

こちらも世界中に広まっていますね。聖書や神話によるもの、13は素数で不調和の象徴であるという数的要因などなど、言われは諸説あるようです。

■夜に口笛を吹いたり、爪を切ったりすると幽霊が出る(台湾/40代前半/男性)

日本にも「夜に口笛を吹くと蛇がくる」という迷信があります。泥棒が来る、さらわれる、幸せが逃げるというバージョンも。子供が近所迷惑なことをしないよう、戒めるために使われることも多いですね。

■子供が悪いことをしたら、片足の皮膚が焼けてむけたお化けが出てくる。子供たちに悪いことをさせないように、よく親が言います(エジプト/40代前半/男性)

こちらも子供への戒めですが、出てくるものの説明が詳細で恐ろしいです……。これはおとなしくするかも。

■新しい靴をテーブルの上に置いたら不運である(アメリカ/30代後半/男性)

うっかり靴を置いてしまった時の対処法は、テーブルに自分の腕を置いて、額をその腕に3回ぶつける、だそうです。何だか不思議。日本にも「新しい靴を夜おろすと縁起が悪い」という迷信がありますね。

■何かをしようとしたところで誰がくしゃみをしたらそれは悪いという意味で、その用事は遅らせた方がいい(イラン/20代後半/女性)

時と場合によっては、くしゃみひとつでものすごい緊張感が走りそうですね。

■「犬のふんを踏むと運がいい」や、起きないでほしいことがあると「木を触ろう」と言う。木を触ると守られる、運が良くなるという(フランス/20代後半/女性)

犬のふんを踏んでもがっかりしないで、ラッキーなんですよ! ただし、左足限定です。木を触る、というのは木製の家具でもいいのだとか。

■ナザール・ボンジュウという目の形をしたお守りがあります(トルコ/30代後半/男性)

悪意ある視線「邪視」から身を守るお守り。玄関に飾ったり、アクセサリーとして身につけたり、とてもポピュラーです。

■ハンカチのプレゼントを渡したら、その人とはいつかお別れになる(インドネシア/40代前半/女性)

贈り物に最適なハンカチにはちょっと悲しいイメージが。「これで涙を拭いて」という意味があるとも言われます。ほかには下記のような回答がありました。

■鏡を壊すと悪い運を招く(カナダ/20代後半/男性)

■マンゴーと牛乳を一緒に食べると死ぬ(ブラジル/50代前半/女性)

■風水というのが、迷信ですかね(中国/20代後半/女性)

■良いことをすると良いことが来る(タイ/30代前半/女性)

人が住むところに迷信ありですね。迷信はそれなりの意味が込められていても、合理的な根拠のないものがほとんど。でもタイの迷信は本当にそうであってほしいですね。