コンピュータソフトウェア倫理機構(EOCS)は、埼玉県越谷警察署が4月5日に、住所不定無職の男性(21歳)を著作権法違反の疑いで逮捕したことを発表した。

発表によると、この男性は2011年4月中旬頃から同年8月上旬頃にかけて、インターネット上で顧客を集め、EOCSの加盟会社が著作権を有するPC用ゲームソフトを、無断DVD-Rに複製して販売していたという。EOCS加盟会社3社からの告訴を受けた福島県いわき南警察署がこの男性を指名手配し、このほど逮捕となった。

本件について、EOCS調査部は福島県警察本部と福島県いわき南警察署へ情報提供を行うなど、捜査に全面的に協力。また、EOCSの発表によると、同機構の加盟会社に関わる著作権事件では、指名手配された事例が過去に2件あるという。