ノーラン監督最新作『インターステラー』に出演がほぼ確定したというアン・ハサウェイ (C)BANG Media International

映画『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)や『ダークナイト ライジング』(2012年)、『レ・ミゼラブル』(2012年)への出演で知られる女優のアン・ハサウェイが、クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』に出演することがほぼ決定しているという。

アンは『ダークナイト ライジング』でもタッグを組んだクリストファーがメガホンを取り、マシュー・マコノヒーの主演が決定している同SF大作に出演するための交渉で締結寸前だとデッドラインが報じている。本作のプロットは未だベールに包まれたままだが、スティーヴン・スピルバーグがクリストファーの弟ジョナサン・ノーランと共に同プロジェクトを発案した2006年以降、製作はゆっくりと進行。報道によれば当時スピルバーグは、ワームホールの実在を主張し、ワームホールを利用することでスペーストラベルが可能になるとするカリフォルニア工科大学の理論物理学者キップ・ソーン博士の理論に着想を得ており、これをもとにした脚本執筆をジョナサンに依頼したという。

ただ、当のスピルバーグは本作から降板しており、結果的に『バットマン』3部作や『プレステージ』『メメント』など多くの作品でタッグを組んできたノーラン兄弟の再コラボが実現した。今回新たに執筆される脚本は、スピルバーグとクリストファーの互いの原案を融合したものになると考えられている。パラマウント・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが共同で製作を手がける本作では、クリストファー&エマ・トーマス夫妻、リンダ・オストなどがプロデューサーを担当。

アンは昨年公開されたシリーズ最終章の『ダークナイト ライジング』ではキャットウーマンことセリーナ・カイルを演じ、ファンティーヌ役を熱演した『レ・ミゼラブル』で2月にアカデミー賞助演女優賞を受賞している。

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