インテルは10日、中国・北京で開催中のインテル・デベロッパー・フォーラム(IDF)において、第4世代のCoreプロセッサー、開発コード名「Haswell」をすでにPCメーカー向けに出荷しており、第2四半期中に搭載PCが発売されることを明らかにした。

この情報は、米インテル 上席副社長兼PCクライアント事業本部長のカーク・スカウゲン氏が基調講演で述べたもの。同氏は、第4世代Coreに搭載されたグラフィックス性能は第3世代Coreの2倍に上るとして、Ultrabookのリファレンス機「Harris Beach」でPCゲーム「Dirt3」を、プレミアム・ノートPCのコンセプト機「Niagara」で未発表のPCゲーム「Grid2」を使ったデモを行ったという。

スカウゲン氏は同時に、タッチ操作に対応した「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」(Intel WiDi)機能が、第4世代Core搭載のUltrabook全機種で標準サポートされることも発表している。

また、米インテル 上席副社長兼データセンター&コネクテッド・システム事業本部長のダイアン・ブライアント氏は、マイクロサーバー向けで64bit対応の次世代Atomプロセッサー、開発コード名「Avoton」を紹介。すでに評価用サンプルを出荷していると表明した。