レノボ・ジャパンは9日、着脱式の11.6型Ultrabook「ThinkPad Helix」を国内向けに発表した。法人モデルは同日より、コンシューマ向けは4月下旬に直販サイトにて発売開始。最小構成価格は168,000円前後。

ThinkPad Helix

2013年1月に米国ラスベガスで開催した大型家電展示会「CES」で同社が発表した、フルHD解像度の着脱式Ultrabook。ディスプレイ部分をキーボード・ドックから取り外し、タブレットとして使用できる。最小重量は約1.61kgで、着脱式Ultrabookとして国内最軽量をうたう(4月9日現在、同社調べ)。

ディスプレイ部は1,920×1,080ドットのフルHD解像度で、広視野角のIPS液晶を採用。表面は強度の高いゴリラガラスで、10点マルチタッチに対応。キーボード・ドックは高さ約8.8mm。中央に赤いトラックポイントを備え、ガラス製タッチパッドは5点クリックボタンを内蔵する。

同社では、通常のクラムシェル型ノートPCとして使う「ノートブックモード」、タブレットを取り外して使う「タブレットモード」のほか、液晶面を外側にしてキーボード・ドックに装着して閉じた状態で使う「タブレット+(プラス) モード」、液晶面を外側にしてキーボード・ドックに装着しスタンドした状態で使う「スタンドモード」を提案している。

ラインナップは、CPUやストレージの違いなどで、5パッケージを用意。最小構成時の主な仕様は、ディスプレイが11.6型ワイド((1,920×1,080ドット、IPS)、CPUがIntel Core i5-3427U(1.8GHz)、チップセットがIntel Mobile QS77 Express、メモリがPC3-10600 4GB、ストレージがSSD 128GB、グラフィックスがIntelR HD Graphics 4000(CPU内蔵)、OSがWindows 8 Pro。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0。イーサネットはオプションとなる。

キーボード・ドック装着時の本体サイズはW96.1×D226×H20.4mm。重量は上記構成で約1.61kg(タブレット約787g)。バッテリ駆動時間は、キーボード・ドック接続時で約12時間、タブレット単体で約8時間となる。

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