腕立て伏せの前に、身体が一直線になっているか確認する

整体師の大山奏です。今回は上腕三頭筋、大胸筋を鍛えるプッシュアップを紹介します。プッシュアップ、つまり腕立て伏せです。みなさん学校や部活で必ずと言っていいほどやってきましたよね。基本的な動作はご存知だと思うので、今回は注意点を紹介します。

最初の姿勢のポイントは、身体が一直線になるようにすることです。

(左)NG例、背中が弓なりになっている。(右)OK例、身体が一直線になる

お尻が上がる・背中がしなるのはNG

腕立て伏せは、回数をこなせばいいというものではありません。もし、自分は連続で100回できると思ったら、実際どうやっているか見直してみるといいでしょう。正しい動作でゆっくり腕立て伏せをした場合、10回×3セットで、早く行った100回と同じぐらいの負荷になります。

NGな例でありがちなのは、最初の姿勢で身体が真っすぐになっていないことです。自分では真っすぐなつもりでも、お尻が上がっていたり背中が弓なりになっていたりします。鏡があれば、一度最初の姿勢をきちんと作ることを意識してください。人に見てもらうのもいいです。

身体を下に降ろした時に手だけが曲がっている、また、顔が上を見ている、というのも要チェックです。

常に身体が一直線になっていればOK

いちばん下まで降りた時にも、身体が一直線になっていることを意識します。できれば身体を戻す際、肘を伸ばしきらないで続けられると効果が高くなります。一旦肘を伸ばしきると腕がロックされるので、負荷が減ってしまいます。

初めての人はまず、正しい姿勢で10回行うことを目標にしてみましょう。もし1回もできないようであれば、膝をつく腕立て伏せから始めることをオススメします。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」