楽天とファミリーマートは1日、楽天スーパーポイントのプリペイドカード「楽天ポイントギフトカード」を、ファミリーマート店舗の「POSAカード」売場にて先行販売を開始した。

同カードは、「楽天市場」「楽天ブックス」「楽天オークション」といった楽天グループの各種サービスにおいて、1ポイント1円として利用することができるというもの。クレジットカードを保有していない人や、銀行での振り込み手間を省きたい人などの支払い手段となるほか、ギフト券としても使用できるという。

販売金額は3,000円、5,000円、1万円の3種類。ファミリーマート店内の「POSAカード」売り場にて「楽天ポイントカード」を購入し、レジで代金を支払った後、専用Webページからカード裏面のPIN番号を入力すると、「楽天スーパーポイント」が取得できる。販売場所は全国のファミリーマート約9,500店舗。ポイントの有効期限は購入後6カ月。

「楽天ポイントギフトカード」左から、3,000円、5,000円、1万円(出典:ファミリーマートWebサイト)

両社は併せて、「楽天ポイントギフトカード」発売記念キャンペーンを実施。期間中、ファミリーマートにて同カードを購入し、「楽天スーパーポイント」を受け取った人の中から、抽選で1万名に「楽天スーパーポイント」500ポイントをプレゼントする。なお、楽天会員ID・パスワードにてログイン後、「楽天スーパーポイントを受け取る」ボタンをクリックした時点で自動的にキャンペーンに応募したことになる。

キャンペーン期間は4月22日まで、応募締め切りは4月30日まで、キャンペーンポイントの有効期限は8月31日まで。当選発表・ポイントの付与は5月31日頃を予定している。

楽天は、コンビニエンスストアで初めて「楽天ポイントギフトカード」を販売することで、楽天会員の利便性向上を図るとともに、新規顧客の獲得を目指す。

ファミリーマートは、他のコンビニエンスストアに先駆けて、「楽天ポイントギフトカード」を取り扱うことで、楽天会員の利便性向上ならびに来店動機の創出に繋げていくとしている。