MetaMoJiは3月26日、同社が提供するモバイル端末用の手書きノート「Note Anytime」のAndroidアプリケーションを提供すると発表した。あわせて、日本語手書き変換「mazec」の進化版「mazec2」の提供も開始した。なお両アプリともにβ版の提供となり、製品版は4月に提供する予定。

Note Anytimeは、タッチ操作に操作に対応したスマートフォン/タブレットで文字や図形を入力・編集できる手書きノートアプリ。2012年9月26日にiPad版、10月26日にWindows 8/RT版、12月5日にiPhone版を提供。今回、Android向けのβ版を提供を開始した。

Note Anytime β版の提供イメージ

今回提供するβ版では、既存アプリで好評だというピンチ操作で最大2,500倍まで拡大できる手書き編集機能を搭載。PDFアノテーション機能、カリグラフィーペンなども利用することができる。

mazec2は、手書きの文字を素早く認識・変換できる文字認識エンジン「mazec」のUIデザインを一新。新たにAndroid版Note Anytimeとの連携機能を搭載。Note Anytime上で「書き流し」「交ぜ書き」「後から変換」などの変換機能を利用することができる。さらに、「英数字認識モード」を搭載したほか、先頭変換候補の「確定」ボタンの追加、「認識」メニューボタンの変更、駅名変換の強化、変換辞書のアップデートなど機能向上が図られている。

mazec2の提供イメージ

なお、4月に提供予定の製品版「Note Anytime」「mazec2」では、パーソナルクラウド「デジタル・キャビネット」に対応。同機能を利用することで、作成したノートをOSの異なる複数のモバイル端末で自動同期することができる。例えば、ベッドサイドにおいたスマートフォンに書いたメモを次の日オフィスのタブレット端末で再編集する、といったことが可能だという。