やはり姑との関係はぎくしゃく? 「もう会いたくない」という意見も

「まだここのホコリがきれいになってないわよ? 」。姑からの嫌がらせにギリギリ歯を食いしばって耐える嫁……。古今東西、古代ギリシャ時代からあったとも言われている嫁姑問題、核家族化が進む現代日本においてもまだまだ続いているのだろうか。マイナビニュース既婚女性会員184名に、その現状を聞いた。

「夫側の両親や親戚との関係は良好ですか?」という質問に、「はい」と答えた人は90.0%、「いいえ」は10.0%だった。「いいえ」と答えた人に、具体的に誰と不仲で、そのきっかけや理由は何なのか、尋ねた。

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■やっぱり姑がダメ
・「会う度に笑顔でイヤミを言ってくる姑、夫に言っても意味が無いしもう会いたくない」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「姑が自分の思い通りにならないと気がすまない人なので合わない」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「夫の母親……料理を作っても感謝もしないし、おいしいとも言ってくれないので」(40歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)
・「義母が弟ばかりひいきする」(40歳女性/情報・IT/事務系専門職)



■両方ともダメ
・「義両親、あまりにも非常識な点が目立つためまともに付き合いたいとは思わなくなったから」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「主人との価値観が合わないので、相手のご両親とも合わない」(34歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「親戚は普通だが親が異常で、祈祷師や探偵など騒ぎを起こして周囲に迷惑をかけ続け、挙句人のせいにして、私の親や兄弟、親戚にも不幸をバラ撒いていて腹が立つので」(44歳女性/その他/その他)



■小姑も耐えられない
・「義姉……医者で気が強く、長男の夫に対して何かと干渉してくるというか、仕切っていて、表面上の付き合いしかありません」(29歳女性/医薬品・化粧品/技術職)



■というか、親族ひっくるめて苦手!
・「夫の親族全般が不仲で大嫌い……田舎の封建的な考え方が全く合わない」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職)



■総評
9割の女性は「良好」と答えた家族や親戚との関係。世に言われているほど、嫁姑のいざこざは見られないようだ。同居、別居の関係もあるのかもしれない。「不仲」と答えた1割の女性たちの声を聞くと、最もうまくいっていないのは想像どおり義母との関係だということが分かった。「イヤミ」だったり「ひいき」だったり「自己中心的」だったりと、典型的なお姑さんたちは、現代でも確かに存在しているよう。

中には、「ほとんど会ったことがない」「身内とのかかわりはまったくない」という人もいた。夫が良しとしているのなら、それもアリなのかもしれない。どんなイヤな目にあった場合でも、夫と自分との関係がこじれないことを第一に考えて、あまり露骨に家族や親戚を悪く言い過ぎるのも要注意だ。なんにせよ、目の前にいる夫と血のつながっている家族・親戚なのだから。

(文・アリウープ 中嶋絵里)


調査時期: 2012年11月22日~2012年11月28日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性184名
調査方法: インターネットログイン式アンケート