Xilinx3月19日(米国時間)、同社のAll Programmable SoCファミリとして「Zynq-7100シリーズ」を発表した。

同シリーズは従来のZynq-7000シリーズにDSP機能を統合したモデルで、ワイヤレスや放送機器、医療、軍事(ミリタリー)といった分野に向けたソリューションだと同社では説明している。

同製品はDSPを搭載したことにより、Zynq-7000比で2倍のシグナルプロセッシング能力を備えており、これによりそのため、ハイパフォーマンス・シグナルプロセッシング・アプリケーション分野によりすでに進んでいるZynqによるASICやASSPからの置き換えがさらに進むことになるとする。

なお、All Programmable SoCファミリを使う設計者は、ARM Connected CommunityおよびXilinxのアライアンスプログラムの両方を利用することが可能で、広く普及している無償および市販のエンベデッドOSやRTOS、無償および市販の多数の開発ツール、各種開発ボード、各種デザインサービス、トレーニングなどの製品やサービスを利用することが可能だという。