マニュアル車のどこが魅力的?(写真はイメージ)

両手両足を駆使して運転するマニュアル車。クラッチやギアチェンジなどの操作が苦手という人がいる一方で、マニュアル車でなければ乗らないという「アンチAT車」の人もいるのでは? マイナビニュース会員の男女500名に、マニュアル車の魅力について聞いてみた。

Q.マニュアル車を運転したことがありますか

はい 53.8%
いいえ 46.2%

本アンケートでは、約半数のドライバーがマニュアル車を運転した経験があるよう。その中から、マニュアル車の楽しみ方や醍醐味(だいごみ)について寄せられた興味深い意見を紹介していこう。

■クルマをコントロールしている感覚
・「車をコントロールしている感覚はマニュアル車の方が絶大」(45歳男性/医療・福祉/専門職)
・「車を運転している!!という感じがあります。オートマはおもちゃです」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメン/販売職・サービス系)
・「自分でギアを動かして、クラッチを操作しているのが操縦しているって気になる」(29歳男性/電機/技術職)

■ギアチェンジがたまらない
・「エンジン回転などを考えながら、自分のタイミングで変速できる」(41歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「エンジンをふかしながらスタートして、どんどんギアチェンジしていくゲーム感覚なところがいい」(37歳男性/その他/技術職)
・「スタートダッシュの力強さでしょ。それから、下り坂での機敏さ。もっと言えば、加速の俊敏さです」(50歳以上男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)

■エンジンブレーキを活用
・「エンジンブレーキを利かせながらの停車」(29男性/運輸・倉庫/技術職)
・「山道でもエンジンブレーキを使いながら走る」(43歳女性/人材派遣・人材紹介/その他)

■クラッチを楽しむ
・「半クラッチしている足の感覚が楽しい」(35歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「坂道発進で半クラッチを駆使するところ」(49歳男性/情報・IT/技術職)
・「信号などで止まる際、クラッチを切って惰性に任せて減速して停車する時の感覚が好き。 AT車よりもスムーズだし、滑らかに止まる気がする」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■その他、こんなことも面白い
・「坂道発進のドキドキ感」(37歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「燃費のコントロールを自分でできる」(46男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「低速ギアで引っ張ったり、エンブレを利かせたりすることで、その車のエンジン音を楽しむことができる」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「エンストした後にパニックになって、あとから笑い話になる」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)

■番外編:これだからマニュアル車はイヤだ!
・「ただ面倒くさいだけ」(31歳男性/その他/その他)
・「一時停止ができないのでもう運転したくない」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)

■総評
マニュアル車を運転する醍醐味として最も多かった意見は、自分がクルマをコントロールできるから、というものだった。両手両足でギアやクラッチを操作する。この感覚が楽しいと感じる人が多いようだ。

次に多かった回答はギアチェンジについて。「シフトチェンジしながらの走行が楽しい」「セカンド発進など、自分の思い通りのギアで運転できること」などの声が寄せられた。また「エンブレなどを駆使して、いかに燃費を上げるか」「AT車より燃費が良い走りができる」など、燃費をある程度コントロールできるといった意見も見受けられた。

ある程度の運動神経が必要だと思われるマニュアル車の運転。どんなに練習してもうまく走れない人もいるようで、マニュアル車は苦手であるという女性からの意見も多かった。ちなみに、「操作を間違えると暴走せずにエンストするので、事故の確率は減る」という意見もあった。

調査時期: 2013年3月8日~2013年3月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性262名 女性238名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート