JR東日本のダイヤ改正が16日に実施されるのにともない、秋田新幹線の新型車両E6系による「スーパーこまち」がデビューし、東北新幹線E5系「はやぶさ」は国内最高速となる時速320kmでの運転を開始する。

秋田新幹線E6系

東北新幹線E5系

秋田新幹線の新型車両E6系は、E5系との併結運転も可能な新在直通車両。最先端の技術を駆使して環境性能や快適性を向上させ、新幹線区間では国内営業最高速となる320km/hでの運転も可能だという。16日以降、東京~秋田間の15往復中4往復を「スーパーこまち」(東京~盛岡間は「はやぶさ」と併結)とし、当面は最高速度300km/hでの運転に。一方、東北新幹線「はやぶさ」のうちE5系単独で運行される下り4本・上り3本に関して、国内最高速となる320km/hでの運転(宇都宮~盛岡間)がスタートする。

これを記念し、東北・秋田新幹線の各駅で各種イベントも行われる。新青森駅では16日朝6時より、新幹線11番ホームにて「はやぶさ4号出発式」を実施。同列車の出発セレモニーは盛岡駅でも行われる予定で、6時40分より新幹線コンコース・新幹線12番ホームにて開催される。盛岡駅では朝9時すぎに「スーパーこまち3号」のおもてなしイベントも開催予定。秋田駅をはじめとする秋田県内の新幹線停車駅では、「スーパーこまち」の一部列車などを対象に、「おもてなし」および「ちょっぴりプレゼント」が用意されているという。

仙台駅では17日まで、駅2階ステンドグラス前の特設コーナーにて記念パネル展を開催。E5系・E6系のポスターをはじめ、大型モニターを使ったE6系のCM放映、E5系・E6系関連グッズの販売、「E5系車両のダイヤブロック」の展示などが行われるとのこと。