住信SBIネット銀行は14日、預金総残高が13日時点で2兆7000億円を突破したと発表した。1月25日に2兆6000億円を突破してから47日間で1000億円の預金総残高が増加した。

今回の残高増加の主要因は、SBI証券での取引きに利用可能なSBIハイブリッド預金残高の増加だ。SBIハイブリッド預金は、昨年末から住信SBIネット銀行・SBI証券両社の口座開設数の伸びとともに利用者が増えており、また、株式市況の回復を背景に1口座あたりの預金残高も増加したという。

他の預金商品では、現在「円定期預金 特別金利企画」(円定期預金6カ月もの年0.27%(税引後年0.21%)、1年もの年0.30%(税引後年0.23%))が好調で、円定期預金が残高増加に貢献している。また、円仕組預金「プレーオフ」は、元本保証で好金利な円預金であることから、定期預金の満期資金の振替や余裕資金の預入れが進み、2月13日に1000億円を突破しており残高増加にも貢献している。

これからも住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。