女優の前田敦子が、18日から全国放送をスタートする丸美屋「麻婆豆腐の素」の新CM「小さい頃の写真」編、「私、つくります」編に出演していることが15日、明らかになった。

前田敦子が出演する丸美屋「麻婆豆腐の素」の新CM

前田が演じるのは、20年以上にわたって丸美屋のCMに出演している三宅裕司の娘役。三宅、前田を含む家族4人の食卓風景を通して、CMのメインテーマである「おかわりの声が聞きたくて」という家族を思う気持ちを描き出した。「小さい頃の写真」編では、麻婆豆腐を夢中で食べる娘を見た父が心の中で「ずっと好きだったよなぁ、麻婆豆腐」とつぶやくと、前田の幼少時代の写真が映し出される。一方の「私、つくります」編は、前田が腕を振るった麻婆豆腐を平らげた父、母、弟がすぐさま「おかわり!」と皿を差し出し、娘の前田からは思わず笑みがこぼれるというストーリーとなっている。

三宅との共演に、最初は少し緊張気味だった前田。家族4人の会話はフリートーク形式で撮影が行われたため、三宅が父親らしくリードし家族らしい雰囲気作りに一役買った。まさに家族団らんの食卓の中で、話は盛り上がり、ついには前田の"映画研究会に所属する学生"というキャラクター設定まで導き出してしまった。最近見た映画の話になると、母親役の女優が前田と同じ日、同じ場所で、同じ映画を見ていたことが判明。あまりの偶然に互いに盛り上がっていると、父・三宅が「あ! それ、俺もそこで観ていたんだよ!」と思いつきトークで無理やり割って入ると、現場には笑いが起こっていた。

また、最近のオススメ映画に、『レ・ミゼラブル』をあげた前田に対し、三宅は「じゃあ、ちょっと歌ってよ!」と無茶ぶり。現場を和ませつつも、"麻婆豆腐が大好物"というキャラクター設定に合わせてひたすら食べ続ける前田に対し、「頑張って食べたからね!」と励ましの言葉も送っていた。