東京メトロとメトロアドエージェンシーは4月15日より、駅コンコースでのデジタルサイネージ広告を開始する。銀座駅、表参道駅、新橋駅、秋葉原駅の4駅にて、駅利用者の動線に沿うように、合計41面の大型液晶ディスプレイを柱に連続的に設置。動画と静止画の両方で広告を展開する。

デジタルサイネージ広告設置イメージ(銀座駅)

東京メトロがデジタルサイネージを駅コンコースに多面展開するのは今回が初めて。「メトロコンコースビジョン(MCV)」とネーミングし、従来の駅ホームビジョン「M ステーションビジョン(MSV)」や車内ビジョン「東京メトロビジョン(TMV)」と一体となって情報発信力を高めるとしている。

「メトロコンコースビジョン(MCV)」の構成は、銀座駅16面、表参道駅5面、新橋駅8面、秋葉原駅12面。フルHD対応の縦型液晶ディスプレイで、大きさは表参道駅のみ70インチ、その他3駅は60インチ。午前5時から深夜0時まで、6分 1ロールとした広告を放映する。4駅すべてに1週間にわたり広告を出す場合の料金は50万円。1駅のみに広告を配信する場合は1カ月20~50万円。運用に先立ち、4月1日より放映試験を実施する予定。