JR北海道はこのほど、組織体制の見直しについて発表した。新たに「新幹線推進本部」を設置し、「新幹線計画部」「新幹線開業準備室」を所管する。実施日は2013年4月1日。

今回の組織体制の見直しは、2015年度末に予定される北海道新幹線新函館(仮称)開業まで3年となり、国や北海道などとの調整業務と、開業準備の実務を、より密接に連携して進める必要があることから実施されるという。

現行の組織では、実務を担う新幹線開業準備室は鉄道事業本部が所管し、これとは別に調整業務を担う新幹線計画部が設置されていた。4月1日以降は新設の新幹線推進本部の下、連携して新幹線開業に向けた準備を進めていくことになる。