米Googleが3月13日(現地時間)、同社のRSSリーダー「Google Reader」サービスを7月1日に終了すると発表した。これを受けて、iPhone/iPadなどiOS端末で定番のGoogle Readerクライアント「Reeder」が、公式Twitter上でGoogle Readerと一緒にサービスを終了することはない、といった内容の発言をしている。

Reederの公式Twitter

Google Readerは、2005年より提供を開始したフィードリーダーサービス。同サービスが7月1日に終了するとが、公式ブログにおいて3月13日に告知された。Google Reader終了の理由については、「熱心なユーザーが存在する製品ではあるが、近年利用が減少している」と説明している。FacebookやTwitterなどソーシャルサービスの流行がユーザー減少の原因のひとつだろう。

Google Readerの特徴は、サードパーティ製のアプリケーションを通じてサービスを利用しているユーザーが多い点。多数のスマートフォンアプリも提供されている。今回のGoogle Reader終了宣言は、これらのアプリのユーザーにも大きな影響を与えている。

そんな中、iPhone/iPadユーザーの定番Google Readerクライアントアプリ「Reeder」が公式Twitterで「Don't worry, Reeder won't die with Google Reader.」と発言。Google Readerと一緒にサービスを終了することはないと、ユーザーに心配しないよう呼びかけている。

なお、今回のGoogle Reader終了宣言を受けて、同サービスの継続を求める署名運動もスタートしている