『ガラスの仮面ですが』メインビジュアル

美内すずえによる大ヒット漫画『ガラスの仮面』がギャグアニメ化し、4月7日(日)よりBS12ch TwellV(トゥエルビ)にて放送されるFlashアニメ『ガラスの仮面ですが』の主要キャストが明らかになった。

今年で連載36年、コミックス発行が累計5,000万部以上を記録、50巻の発売(するかもしれない)も控えている『ガラスの仮面』だが、2月末にまさかのギャグアニメ化が決定。原作者の美内に「これは間違いなく"おそろしいアニメ……!"です」と言わしめ、さらには、Flashアニメ『秘密結社 鷹の爪』で知られ、『ルパン三世』など有名原作の大胆なパロディー化にも果敢に挑み、一部でアニメ界の"壊し屋"と呼ばれるアニメスタジオ「DLE」が制作を担当することもあり、発表当時大きな話題となっていた。

今回発表されたキャストでは、まず、原作では主役で、舞台女優を目指す演技大好き少女・北島マヤと、往年の大女優で、マヤ・亜弓に演技を教える師匠・月影千草を、中根久美子が一人二役で演じることが明らかに。そして、原作では映画監督の父と女優の母がいるサラブレッドでマヤのライバル・姫川亜弓役に白石晴香、大手芸能プロダクションの若社長・速水真澄役は高橋伸也が担当する。しかし、これらはすべて原作上の設定であり、実際の『ガラスの仮面ですが』では大幅なキャラ変の可能性が高い。

物語は前回の発表で明かされたとおり、伝説の暴走族"紅天女"の総長を目指す青春コメディー「ガラスの仮面ですが、レディース」、OLのマヤと亜弓が同じオフィスの同僚・速水課長の元で繰り広げる社会派コメディー「ガラスの仮面ですが、OL」、逃げ惑う人々と破壊された街、そこに希望の光として朝焼けに輝くガラスのセーラー仮面・シャイニーピンクスターが登場する「ガラスの仮面ですが、セーラー仮面」、マヤと亜弓が女漫才師コンビに変貌する「ガラスの仮面ですが、女芸人」の全4部構成。1話3分、全17話で放送される。そして主題歌は、柳麻美の「ガラスの仮面ですが~Another myself~」、五條真由美「ガラス・マスカレード」の2曲で、それぞれエンディングテーマとして起用される。

なお、『ガラスの仮面ですが』の30秒の予告編スポット映像は、3月17日20:59よりBS12ch TwellVで公開。ここで本作の映像が初お披露目となる。

「ガラスの仮面ですが、OL」

「ガラスの仮面ですが、OL」

「ガラスの仮面ですが、セーラー仮面」

「ガラスの仮面ですが、セーラー仮面」

「ガラスの仮面ですが、レディース」

「ガラスの仮面ですが、レディース」

(C)美内すずえ/白泉社 2013
(C)2013「ガラスの仮面ですが」製作委員会