女性の反応やいかに?

多くの女性にとって、エンゲージリングは「永遠の愛」を象徴する憧れのアイテムだ。そんな輝かしいジュエリーを差し出された瞬間、世の女性は何を思うのだろうか。今回は「婚約指輪」について、マイナビニュース会員の既婚女性200名に質問した。

「婚約指輪はもらいましたか」という問いに、「はい」は76%、「いいえ」は24%だった。「はい」と答えた人に指輪をもらったときの気持ちを聞いた。

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■うれしい!! の声、多数
・「結婚の実感がわき、寝られなくなるほど嬉(うれ)しかった」(32歳女性/文具メーカー/事務系専門職)
・「サプライズだったので、びっくりして涙が止まらなかった」(27歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「結婚を真剣に考えてくれているんだと思って嬉(うれ)しかった」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「大切にされていると思った」(40歳女性/小売店/営業職)
・「将来が確保された気がした」(24歳女性/電力・ガス・石油/営業職)
・「指にはめてニヤニヤした」(30歳女性/電機/技術職)
・「ドラマのヒロインになった気分!!」(25歳女性/情報・IT/事務系専門職)

■冷静な反応
・「普通のことなので特に感じませんでした」(30歳女性/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
・「当たり前かな……」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務職)
・「お返しはどれくらいのものを買えばいいのだろう」(27歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

■もらってガッカリ……!?
・「期待していたものより、随分ショボかった」(37歳女性/金融・証券/営業職)
・「一緒に買いにいったが本当はもっとイイモノが欲しかったので気持ちは微妙だった。もちろん夫の前ではうれしそうにした」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「一緒に買いに行ったからサプライズもなかったし、うれしさ半減」(28歳女性/食品・飲料/営業職)

■高価なプレゼントにおびえる人も
・「こんな高額なもの買ってもらっていいんだろうか、何の意味があるのかと怖くなった」(34歳女性/その他/その他)
・「もともと欲しい願望がなかったので、こんな身分不相応なものをもらって良いのか…と複雑な気持ちになった」(30歳女性/医薬品・化粧品/営業職)


■総評
突然のプロポーズに驚いた人、結婚する実感をかみしめた人、ドラマのヒロイン気分に浸った人……。細かい反応はそれぞれだが、大半の女性がエンゲージリングを贈られて「うれしい!! 」と素直に感じていることがわかった。

特にサプライズで渡された場合には、"喜び"も倍増するようだ。自分に内緒で準備してくれていたと分かったら、プロポーズでの感動もひとしおだろう。一緒にリング選びに出掛けた女性の中には「驚きがなく、ただの買い物になってしまった」という声もあるなど、女性の"サプライズ願望"は高い様子である。とはいえ、相手の好みからかけ離れたリングを選べば逆効果になることも……。デザインにこだわる女性相手の場合には、本人に選んでもらう方がベターなのかもしれない。

また、中には「これが当たり前」などとクールな感想を持った女性も。さらに、高価そうなリングを目にして、「お返しが大変そう」「貯金をいくら使ったのか」「あれ…なんか、石が小さくない……?」などと金銭的な考えに走ったという回答も複数あった。せめて表面的には喜んであげて、打算的な考えが相手の男性に伝わっていないことを祈りたい。

なお、婚約指輪の使い道としては、友人・親戚の結婚式や特別なデートに付けて行くという回答が最も目立った。ふだんはしまわれているケースも多いようだが、その理由には「大切なので傷付けたくないから」「普段づかいにはふさわしくないデザインだから」など様々。同時に「時々取り出しては思い出に浸る」という声も多いことから、女性にとっては当時の喜びをよみがえらせてくれる大切な宝物になっているようだ。

調査時期: 2013年2月14日~2013年2月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート