指輪の価格は愛情に比例する……!?

プロポーズとともに愛する女性に贈るエンゲージリング。かつては「給料3カ月分」が相場といわれた時代もあったが、実際はどの程度の価格帯のものが多くプレゼントされているのだろうか。マイナビニュース会員の既婚男性200名に婚約指輪について質問してみた。

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「婚約指輪を購入し、プレゼントしましたか」という問いに対し、「はい」は66%、「いいえ」は34%だった。また、「はい」と答えた人に、どのくらいの価格のものをプレゼントしたか尋ねた。

Q.どの程度の価格の物を購入しましたか?

1位:10万円台 (21.9%)
2位:30万円台 (17.3%)
3位:50万円台 (16.4%)
4位:20万円台 (13.6%)
5位:9万円以下 (10.9%)
6位:40万円台 (10.0%)
7位:60万円台 (5.4%)
8位:100万円以上 (4.5%)


■いわゆる給料の○カ月分!?
・「給料1カ月分くらい」(45歳男性/情報・IT/技術職)
・「給料2カ月分くらいのもの」(31歳男性/情報・IT/技術職)
・「給料の3カ月分」(49歳男性/情報・IT/技術職)

■宝石は受け継ぐもの
・「自分のつけいたダイヤをあげた為、20万円弱で済んだ」(25歳/情報・IT/技術職)
・「母親の物をサイズ調整して渡した」(37歳/自動車関連/事務系専門職)

■こんな回答も……!!
・「100万円を渡し、好きなものを自分で買ってもらった」(33歳男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「親が買ったので分かりません」(58歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「覚えていない」(46歳男性/生保・損保/営業職)

■買わなかった人の言い分
・「結婚指輪や旅行にその分費やした」(41歳男性/建築・土木/営業職)
・「必要性を感じない」(49歳男性/情報・IT/技術職)
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■総評
アンケートの結果によると、プロポーズの際に婚約指輪を渡したという男性は7割近くいた。今の時代、エンゲージリングは省略されがちに感じるが、まだまだ大半はこの風習を大切にしているようだ。とはいえ価格帯を見ると、10万円台のエンゲージリングを購入した男性が最も多く、9万円以下という回答も10.9%に及んでいる。結婚が決まれば結婚式や新婚旅行などで出費もかさむため、「婚約指輪は贈るけど予算は控えめ」といったパターンが増えているのかもしれない。

また、回答では「給料の1カ月分」を目安にしたという声も多かった。2位の30万円台、4位の20万円台はそれを反映しているのだろう。いわゆる「給料3カ月」に従ったという人も複数みられたが、もはや「それが当たり前」とは呼べそうにない結果となっている。

一方、中には「100万円を渡して好きなものを選ばせた」というリッチな回答者も。ちなみに本アンケートでの最高額は300万円。こんなエンゲージリングを贈られた女性はどう反応したのだろうか。気になるところである。

ちなみに、婚約指輪をプレゼントしなかった派の意見としては、「お金がなかった」といった経済的な理由が目立ち、ほかに女性側からいらないといわれたといった回答も多かった。

調査時期: 2013年2月14日~2013年2月20日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 男性200名

調査方法: インターネットログイン式アンケート