日本マクドナルドホールディングスは8日、2月の既存店売上高などについて発表した。これによると、同売上高は前年同月比12.1%減となり、2012年4月から11カ月連続で前年実績を下回った。客数は同10.9%減、客単価は同1.4%下落した。

日本マクドナルドホールディングスでは、2月の既存店売上高が前年同月比12.1%減となったことについて、「外食マーケットが引き続き厳しい環境に直面していることに加え、昨年第4四半期から実施している、長期的視点に立ち、高い収益性を目指すマーケティング戦略に基づき、短期的な売上の獲得のためのディスカウントプロモーションを実施しなかったことが大きく影響している」と説明している。

全店売上高は、前年同月比10.4%減となったが、「大型ドライブスルー店舗を中心とした新店効果については引き続き売上高に貢献している」という。