Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers.

CanonicalのMark Shuttleworth氏が、Ubuntuとローリングリリースを巡る議論に関する意見をブログにNot convinced by rolling releasesとして公開した。ここ数年におよぶローリングリリースに関する議論、この1年で本格的にローリングリリースの利点と欠点などについて評価をしてきたこと、評価を担当した人物はローリングリリースへの移行に関してかなりポジティブな意見を持っていること、ただしそれが決定事項ではなく、これからも議論する必要があること、などが説明されている。

記事の内容の多くが、Canonicalがどれほど積極的にUbuntuの開発に取り組んでいるかという説明に割かれている。そして、短周期でリリースを実施することに多くの利点があり、Ubuntuの品質を引き上げることにつながるとともに、開発者にとっても価値のあるものだという説明がある。

ローリングリリースを採用するにはまだまだ詰めるべき議論はあるが、ローリングリリースそのものには肯定的という姿勢が同氏のブログから読み取れる。Not convinced by rolling releases以降に公開されたブログの内容から見ても、Mark Shuttleworth氏はローリングリリースに肯定的な姿勢であることがわかる。