半数以上のカメラ女子が、「ハイブリッドカメラ女子」に

写真・映像事業を展開するアスカネットはこのほど、「カメラ女子」に関するアンケート調査結果を、同社が運営する「My Book(マイブック)」で発表した。同調査は2月12日~15日、カメラが好きな全国の20代~60代の女性500名を対象に、現代の女性たちのカメラ/写真への意識・活用方法を調査したもの。

「ハイブリッドカメラ女子」が誕生

調査の結果、半数以上のカメラ女子が、スマホとデジタルカメラの両方を好んで使用する「ハイブリッドカメラ女子」であることが判明した。30代以上では「コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)」が優勢だが、20代部門では「スマホ」(81%)が「コンデジ」(71%)を上回った。スマホもデジカメも使いこなすトレンドは、若年層カメラ女子に顕著に見られる。

「一眼レフ」より「コンデジ」へ

ハイブリッドカメラ女子たちが、 どんなカメラを利用しているのかを調査したところ、85.9%という圧倒的な支持をコンパクトデジタルカメラが集めていることが判明した。一眼レフやミラーレスは憧れではあるものの、身近でお手軽なコンデジを愛用するのがハイブリッドカメラ女子たちの特徴であるようだ。

一眼レフは、いまだ"憧れ"?

ハイブリッドカメラ女子の新常識、「スマホ=食べ物」「カメラ=自然、風景」

ハイブリッドカメラ女子たちは、どのようにスマホとカメラ(コンパクトデジタルカメラ、一眼レフ、ミラーレス)を使い分けているのか、それぞれで頻繁に撮影するものを調査した結果、スマホで圧倒的な票数を獲得したのは「食べ物」(149票)となった。

スマホでは圧倒的に「食べ物」を撮る

スマホでも「プリント」「フォトブック」利用者が多い

スマホとカメラ、それぞれで撮った写真をどうしているのか調査したところ、1位はどちらも「プリントアウトして誰かに見せる」だった。手軽さが特徴のスマホだが、ハイブリッドカメラ女子たちは「プリントアウトする」(37.7%)や「フォトブックにする」(27.7%)を選ぶ人が多い結果となっている。

スマホとカメラ、撮った写真は「プリントアウトして誰かに見せる」

興味をもったキッカケは「趣味を極めたかったから」が約4割

ハイブリッド化するカメラ女子たちが「興味をもったキッカケ」として多く挙げていたのが、「趣味を極めたかったから」(36.5%)と「家族の影響」(33.3%)。もともと趣味だったカメラを極めたいという「職人肌」な一面と、家族の誰かに影響されて興味を持つという「アットホーム」な一面がうかがえる。3位の「出産」(19.0%)も、人生の中の大切な出来事をきっかけに、愛するわが子の姿を記録したいという、温かい理由となっている。

カメラに興味をもったキッカケは「趣味を極めたかったから」が36.5%

その他、アンケート結果の詳細はMy Bookのニュースリリースで確認できる。