FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSD Foundationは、ARMアーキテクチャ向けにトランスパレント・スーパーページの機能を開発することを発表した。トランスパレント・スーパーページは大規模メモリを効率よく扱うために必要になる機能。トランスパレントに実装されるため既存のほかのコードを変更する必要はなく、関連する部分のみの変更で済む。

ARMアーキテクチャは組み込みデバイスやモバイルデバイスで普及している。今後、性能を引き上げたバージョンがサーバハードウェアや高性能アプライアンスにおいても普及する気配を見せている。FreeBSD/ARMにおいてトランスパレント・スーパーページの開発を進める背景にはこうした事情がある。

FreeBSD/ARMのトランスパレント・スーパーページ開発は組み込みソリューションベンダSemihalfとの共同スポンサーシップのもと実施される。SemihalfはFreeBSDを活用した組み込みデバイスを開発している企業。プロジェクトは2013年7月の完了が予定されている。