シードプランニングは4日、3Dプリンタの最新市場動向に関する調査結果を発表した。同調査によると、今後は100万円以下の個人向け機器の普及が進み、2016年には世界で約51万台、2,300億円の規模になると予測している。

イグアスが扱う米スリーディー・システムズ「ProJet 5000」

また、2008年は5,040台・961億円の世界市場規模が、2012年にその1.4倍の89,600台・1,366億円まで成長したと推定している。国内の3Dプリンタ市場は、2012年の推定で1,620台・93億円の規模。これが2016年には15,920台・155億円の規模まで伸びると予測している。

調査対象企業はアルテック、イグアス、オーピーティー、ストラタシス・ジャパン、スリーディー・システムズ・ジャパン、丸紅情報システムズ、武藤工業、日本バイナリーの8社。直接訪問もしくは電話による取材とオープンデータ調査を実施している。調査時期は2012年12月~2013年2月。