西日本鉄道は16日、福岡空港のアクセス向上へ新たなバス路線2本を運行開始する。

にしてつバス

新路線は福岡空港から都心部エリア(博多駅・天神)を結ぶ「福岡空港国際線ターミナル~博多駅・天神」線と、福岡空港から東区エリア(千早・香椎浜)を結ぶ「福岡空港国内線ターミナル~千早駅」線の2路線。

「福岡空港国際線ターミナル~博多駅・天神」線は、福岡空港と博多駅をダイレクトに結ぶ現行の「福岡空港国際線ターミナル~博多駅」線のルートを変更し、国際線ターミナルと天神エリアとを博多駅経由で結ぶバス路線へと発展させたもの。運行本数も現行の12往復から約30分間隔で運行する29往復へと大幅に増便し、停車バス停も増やして利便性の向上を図る。運賃は160~300円となる。

「福岡空港国内線ターミナル~千早駅」線は、約28万5,000人が住む福岡市内で最も人口が多い東区エリアと空港とを初めて結ぶバス路線。千早駅や香椎浜地区といった住宅市街地から国道3号線博多バイパスを経由することで、新たな需要の掘り起こしをめざす。運行本数は1日18往復(約60分間隔)。同路線は9月30日までの期間限定運行。