「赤いニシン」red herringとは燻製ニシンのことなのですが、これがジャーナリズムで使われると、「本題から目をそらさせるための偽情報、本題からかけ離れた紛らわしい情報」というような意味になります。これは以前、猟犬が野獣の臭いを嗅ぎ分けられるよう訓練するさい、燻製ニシンの強烈な臭いを使って犬を惑わしたことに由来しているそうです。