あなたは鏡をどのくらいみますか?

簡単な質問に答えるだけの恋愛心理テスト。自分でも気づかなかった恋愛傾向が発見できるかも!

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【問題】
あなたは鏡をどのくらいみますか?
(1)鏡はもちろん、ついつい窓に映る自分の姿も気になる
(2)トイレなど鏡のあるところでは自分をみてしまう
(3)朝起きてから一度も鏡をみないことがある


(答えは矢印の下です!)



















【解説】
今回は、ズバリ「思わず浮気をしてしまいやすいタイプか」をみるテストでした。

(1)の「鏡はもちろん、ついつい窓に映る自分の姿も気になる」を選んだひとほど浮気をしてしまう可能性が高いといえます。(3)の「朝起きてから一度も鏡をみないことがある」を選んだひとは、その反対で、一途に恋人を思い続けるタイプです。(2)の「トイレなど鏡のあるところでは自分をみてしまう」を選んだひとは、(1)と(2)の中間的なひとなので、時には浮気をしてしまうかもというひとです。

鏡をよくみる=浮気をしてしまいやすいタイプ!?

鏡をよくみる人は浮気をしてしまいやすい!?

どこからが浮気かというのは、男女または個人で大きく異なるところだと思いますが、今回はひとまず「特定の交際相手がいるものの、他の異性と交際すること」としておきます。

さて、人間にはさまざまな欲求が存在します。おなかがへってなにか食べたい、のどが渇いたからなにか飲みたい。これらは自分の命を維持していくために必要不可欠な欲求です。食べたい、飲みたいという欲求がおこらなければ、ひとは飢え渇いて死んでしまいます。また、ほかにも社会生活やさまざまな人間関係のなかで生じる欲求があります。ひとより高い評価を受けたくて、おしゃれな服を着たい、高級な時計が欲しいというのがそれです。

浮気をしやすいタイプには、恋人を自分の価値を高めるアクセサリーのようにとらえるひとがいます。周囲にうらやましがられる恋人が欲しい、反対に周囲からの自分への評価を下げるような恋人とは付き合いたくないというひとは、よりよい相手を求め浮気をしてしまう可能性があるのです。

今回の「あなたは鏡をどのくらいみますか?」という質問では、他人をどれくらい意識するかという程度をはかることができます。というのも、鏡に映る自分は、他人からみられている自分を意味するからです。つまり、他人からどう思われているか、自分のみられ方が気になるひとほど、(1)のように鏡に映る自分を確認してしまうのです。

反対に、(3)を選んだひとは周囲の視線を全く気にしていないひとです。極端に言えば、周囲がダサいと考えるような服を着ていようが、寝癖の髪であろうが、自分さえよければ周囲のことは全く気にしないのです。自分の気持ちを大事にし、ある意味で頑固者。そういうひとは自分の気持ちに正直で、周囲から別れた方が良いよといわれても気にせず、一途に恋人を思い続けます。

ところで、(1)を選んだひとは恋人が浮気をしたら絶対に許さないタイプでもあります。というのも、「あのひとは恋人に浮気されたかわいそうな人」と周囲に思われ、自分の評価を下げたくないから。反対に、(3)を選んだひとは恋人が浮気をしても「私が好きだから」ということで、自分のもとに返ってきてくれるなら許すという浮気に寛容なタイプです。よく、自分が浮気すると恋人の浮気を疑うといいますが、そこに潜む心理は同じなんです。

著者プロフィール

平松隆円
化粧心理学者 / 大学教員
1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。国際日本文化研究センター講師や京都大学中核機関研究員などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。よそおいに関する研究で日本文化を解き明かしている。大学では魅力をテーマに恋愛心理学も担当。 NTV『所さんの目がテン! 』、CX『めざましどようび』、NHK『極める 中越典子の京美人学』など番組出演も多数。主著『化粧にみる日本文化』は関西大学入試問題に採用されるなど、研究者以外にも反響を呼んだ。