ミステリ研究の今が分かる

成蹊大学(東京都武蔵野市)は学園創立100周年記念行事企画として、「成蹊ミステリ・フォーラム」を3月16日に開催する。

未公開のミステリ資料の展示も

同大学の情報図書館では、2005年に「ミステリSFコレクション」を創設。同フォーラムでは、近代の文学文化の一翼を担うミステリ・ジャンルに対し、大学アカデミズムはいかに関われるのか、関わるべきなのか考えていく。

未公開のミステリ資料の展示や、成蹊ゆかりのミステリ作家の資料展示、ミステリ・コレクションの書庫見学も実施。また、「夢野久作から森綾子への手紙」「変格探偵小説と山田風太郎」「モルグ街の殺人はどう読まれてきたか」といった内容のミステリ研究・講義も行う。

さらに、講師に島田荘司氏を招いての講演も実施。講演の後には、30名程度で懇親会(事前申し込みが必要)も開催する。

入場は無料。事前申し込み不要(懇親会のみ、事前申し込みが必要)。詳細は成蹊大学ホームページで案内している。