中古のデザイナーズマンションって実際どう?

バブル期にデザイナーズマンションが一時注目を集め、非常に高い値段で取引されていました。今現在たくさんの中古物件が売り出されていますが、実際購入するとなるとどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。デザイナーズマンションの購入を検討している方は一度下記のポイントを確認してみてください。

■建築時期と耐震基準を確認する

中古デザイナーズマンションで、まず確認しておきたいのが建築時期と耐震基準です。1981年6月1日以降に建築確認を受けたものは新耐震基準が適用されていますが、それより前のものは、耐震診断が行われているのかどうかをきちんと確認する必要があります。

■デザイナーズマンションの特徴

デザイナーズマンションは外観が美しいという点が特徴です。コンクリート打ちっぱなしの壁や、開放的な間取り、大きい窓、個性的な外観や間取りなど、他にはなかなかない特徴があります。

しかしながら、近年はデザイナーズマンションといっても、見た目は一般的なマンションと変わらないものも多いようです。名称にまどわされないよう、慎重に住宅を選ぶ必要があります。

■ちゃんと住めるかどうかも確認すること

また、間取りや室内設備にもこだわっているデザイナーズマンションは、長期間そこに住めるかどうかの判断基準がむずかしいのも難点かもしれません。生活における利便性よりもデザインを優先するため、しばしば住みにくいという問題が発生しがちなのです。

デザイナーズマンションを見に行った際には、家具の配置などをイメージし、実際の生活に支障がないかどうかを確認しましょう。