瀬戸大橋線が4月10日で開業25周年を迎えることから、JR四国とJR西日本岡山支社は共同で、3月以降に各種記念行事を順次開催する。注目は寝台特急「トワイライトエクスプレス」車両を利用した特別ツアー「トワイライトEXP車両乗車クルーズ」だ。

瀬戸大橋線開業25周年特別ツアーで使用される寝台特急「トワイライトエクスプレス」

同ツアーでは、人気が高く、予約が難しいとされる「トワイライトエクスプレス」が瀬戸大橋を渡り、高松~大阪間を走行。移動中、普段は見学できないA個室「スイート」の見学をはじめ、食堂車でツアー用特製弁当も食べられるという。出発日は4月12日で、募集人数は68名。旅行代金は1万7,900円。なお、復路は新幹線利用となる。 予約や申込みはJR四国のワープ支店・駅ワーププラザ、またはJR四国 旅の予約センターなどで受け付ける。

4月10日には、JR四国が「瀬戸大橋線開業25周年記念入場券」を発売。高松、坂出、宇多津、丸亀、多度津の各駅の入場券(計5枚)と台紙のセットで価格は800円。入場券を発行する各駅にて合計2,500セットを販売する。JR西日本岡山支社も3月20日、岡山、妹尾、早島、茶屋町、児島の各駅の入場券と台紙がセットになった記念入場券を発売する。JR四国発売分とJR西日本発売分の台紙を合わせると1枚につながるデザインとなり、両方購入した人には、両方の台紙を保管できる台紙クリアケースがプレゼントされるとのこと。

3月1日より販売開始される記念きっぷ「岡山・香川休日おでかけパス」も注目したい商品。利用当日に限り、岡山県内と香川県内の普通列車の普通車自由席が乗降り自由になる土休日限定のフリーきっぷで、発売額は大人2,500円、こども800円。提携店舗などで使用できる割引クーポンが付く。JR西日本・JR四国各駅のみどりの窓口をはじめ、ワープ支店および駅ワーププラザにて販売する。利用期間は3月20日から6月30日までの土休日。

その他にも、瀬戸大橋開業25周年を記念し、沿線の自治体や観光関係者と連携して各種イベントなどを実施していく予定だ。