大阪市では1世帯あたりの年間支出額が2,000円台

マーケティング情報を提供するNTTタウンページは22日、「日本一のラーメン好き都道府県」についての調査結果を発表した。同調査は、同社が運営する販促・マーケティング支援サイト「TPDB.jp」で行われた独自調査。

都市圏での年間中華そば外食支出額、平均は5,710円

1世帯あたりの「中華そば(外食)」支出年間金額(2011年)によると、全国平均は5,710円。1位は山形市で、全国平均の約2倍にあたる11,761円を支出していた。2位は富山市の11,241円。3位は秋田市の9,829円で、全体の傾向として北海道、東北、信越を中心に東日本の支出が多く、西日本は北九州市(7,864円)と鹿児島(5,845円)を除いて全国平均を下回った。

ラーメン店の登録件数はここ10年間で減少傾向

ここ4年ほどは横ばい状態となっている

タウンページデータベースに登録されている業種分類「ラーメン店」の件数を、2003年~2012年の10年間について調査した結果、2003年の26,163件から2012年の23,257件まで約11.1%減少していた。

人口10万人あたりのラーメン店数、最多は山形県

比較的寒い地域の登録件数が多い

タウンページデータベースに登録されたデータをもとに「人口10万人あたりのラーメン店登録件数」を都道府県別に調査した結果、1位は山形県の36.52件となった。以下、栃木県の29.90件、北海道の28.96件、新潟県の27.94件、秋田県の27.35件となった。3位の北海道は、2004年まで1位。2005年にその座を山形県に譲り、その後現在まで山形県がトップを維持している。

一方、登録件数が少ないのは奈良県の9.67件、兵庫県の10.05件、大阪府の10.39件、滋賀県の11.10件など近畿地区だった。