窓から入る冷気を遮断する便利な方法

寒い季節になると、窓からの冷気が気になりませんか。それもそのはず、窓からは部屋全体の5割の熱が流出しているといわれているのです。窓からの冷気を防ぐ事で部屋の暖まり方も早くなり、暖房費の節約にもなります。寒さがきびしい季節には、冷気を遮断して効率的に温まりましょう。

■窓の冷気を遮断する方法

最近ではさまざまな断熱用品が販売されています。簡単に手に入るもので、しっかり断熱しましょう。

・窓全体に断熱シートを貼る

ホームセンターなどで売られている断熱シートを使います。断熱シートとはシートの中に空気が入っているシートのこと。接着剤で付けるわけではなく水で接着できるタイプが多いので、窓も汚さずに何度でも使えるものが多く販売されています。

使い方もとても簡単。窓の大きさに合わせて断熱シートをカットします。窓が大きい場合には、何人かで作業した方がきれいに切ったり貼ったりできます。一人で作業する場合には、仮止めできるテープなど用意しておくと便利です。

シートを切り終えたら窓全体を覆うように貼るのですが、すき間ができないように貼る事がポイントです。また、実際にシートを貼ると窓の下に結露が増えてきてしまいますので、小まめに掃除はした方が良いでしょう。

・断熱スプレーを窓にふきかける

断熱スプレーは断熱シートに比べると冷気を遮断する効果は弱いですが、何もしないよりは、部屋の暖まり方が格段に良くなります。ただし、すき間からの冷気が防ぎきれないという欠点もありますので、注意して選びましょう。また、断熱スプレーは断熱シートよりも安く購入ができる事が多いそうですので、参考にしてみてください。

■それでも冷気が気になる時は、これが便利

・冷気遮断パネルをプラスする

断熱シートでもまだ冷気が気になる場合には、冷気遮断パネルがオススメです。こちらもホームセンターで手軽に購入ができます。冷気遮断パネルは板状になっていて、窓の形に合わせて切り、窓に立てかけるだけで使えて便利です。

・マスキングテープで、すき間をブロックする

断熱シートのすき間からの冷気が気になる場合には、窓と断熱シートのすき間をマスキングテープでふさいでしまいましょう。マスキングテープはしっかりつきますが、はがす時も楽にはがれ、あとも残らずに窓を汚しません。

また、ダンボールでも冷気の遮断はできますが、水分を吸ってしまうとあと片付けが大変になるので、あまりオススメできません。しっかり断熱して、暖かくすごしましょう。