東海道新幹線の全駅で屋内型の喫煙ルームが設置される

JR東海はこのほど、東海道新幹線の全駅に喫煙ルームを設置すると発表した。

現在、東京駅、名古屋駅、新大阪駅など「のぞみ」停車駅を対象に喫煙ルームの設置を進めているが、新たに11駅1カか所で、従来は屋外に設けていた喫煙コーナーを室内化し、新たに喫煙ルームを設置する。工事費は13カ所合計で約1億6,000万円。各ホームの既存の喫煙コーナー(屋外)は撤去される。

喫煙ルームはホームまたはコンコースに設置。ホーム上に設置されるのは三島駅、静岡駅、浜松駅。コンコースに設置されるのは小田原駅、熱海駅、新富士駅、掛川駅、豊橋駅、三河安城駅、岐阜羽島駅、米原駅。具体的な設置位置や広さは今後決定するとのこと。2月下旬頃より順次工事に着手し、2013年度末までに全駅での供用を開始する。

なお、JR東海は名古屋駅新幹線ホームへの可動柵設置計画も発表。14~17番線の4線が対象で、2月中に着工し、2017年3月までに順次供用を開始する。工事費は約14億円。