チームラボは、iPadアプリケーション「teamLabBody」を3月4日より発売する。同アプリは3Dの人体模型を表示するアプリで、タップやフリックなど直感的な操作により、骨格の動き・形態を好きな角度・倍率で閲覧できる。価格は2600円。日本語と英語に対応している。

本アプリは、生きた人間の間接の動きを3D表示できるというもの。対応機種はiPad2、新型iPad、iPad4、iPad miniで、初代iPadには対応しない。大阪大学医学部の整形外科医菅本一臣教授が10年以上かけて取得したモデルを元に、チームラボが共同開発を進めたという。医療関係者や学生に留まらず、整形外科医・理学療法士・作業療法士・鍼灸師・柔道整復師・トレーナーなど人体と密接に関わる職業の人が利用できるほか、エステ・ヨガ・トレーニングといったヘルスケアの領域でも応用できる。さらには、絵師がモデルとして使うイラスト・芸術分野での活用も想定しているとのことだ。

CTやMRIのデータから忠実に再現された3D人体模型では、全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨が閲覧できる。総対象部位数は825部位(筋肉:265、じん帯147、神経114、血管180、骨:118)におよぶ。全身表示の状態から見たい部分だけを自由に見れるので理解しやすく、人体解剖の学習・患者への説明にも役立つという。1000近くの対象部位を即座に検索・表示し、詳細説明を閲覧できる機能も搭載する。これにより、人体解剖・運動学的知識の習得にも役立つとのこと。

整形外科医、理学療法士および作業療法士には、臨床(診療・治療計画立案等)に役立たせることができる。また、筋肉だけでなく、筋肉の後ろにある大事な神経の存在等を簡単に把握できるため、実際の手術計画等にも役立つ。オフラインで使用できるので、端末機器に清潔処理を施せば、術中活用も可能だという。

3D人体解剖図モードでは、筋肉/じん帯/神経/血管/骨をそれぞれ表示/半透明/非表示で切り替える機能、表面から段階的に表示/非表示をスライドバーで切り替える機能、選択した部位をひとつずつ表示/半透明/非表示で切り替える機能、検索(部位名、部位名の詳細説明、検索履歴から検索)機能などが利用可能。お気に入り登録や、部位の詳細説明にメモの追加、画面キャプチャの印刷、半身切り替え(筋肉/じん帯/神経/血管をの表示を右半身/左半身で切り替え)などにも対応している。

骨格モーションモードでは、主要な間接の動きを閲覧可能。各間接の動きは複数パターン閲覧できる。なお、現在アプリの説明動画が限定公開されている。そちらも参考にして欲しい。