男女のすれ違いはなぜ起こるのか!? ラブラブなカップルでいるためには

初めはラブラブでとっても盛り上がっていても、付き合うと「アレッ、思っていたのとちょっと違うな」なんてすれ違いは出てきがちなもの。しかし、男性と女性の恋愛心理は根本から異なるものです。

「自分はこう思っているから、相手もこう思うはず。じゃなきゃおかしい」「自分と同じ考え方をしない相手の考え方が間違っている」なんて思っていると、あっという間に別れが訪れてしまいます。恋愛における男女の「すれ違い」の原因と対策をマスターして、あこがれのカップルを目指しましょう。

■女性の話から「情報」を拾い出して改善策を導きたい男性、男性にただ話を聞いて「共感」してほしい女性

なぜ男性と女性にはすれ違いが生じてしまうのでしょうか。一般的には、男性は全てを「情報」で処理しようとして、女性は「共感」を優先させる傾向があるようです。

例えば、女性が仕事の愚痴を彼氏にこぼしている時。男性側は愚痴を情報として捉え「だったら仕事の内容をこうしてみたら」「いっそのこと、転職も視野に入れてみては」と具体的な解決案を提示することで処理しようとします。

ですが女性側からすると「話を聞いてほしかっただけなのに、私の立場や気持ちをわかってくれていない。そう簡単に行動できるわけがないじゃない」と思っているケースもあります。

こういったすれ違いは、どうしても起こってしまうもの。どちらかが正しく、どちらかが悪いというものではありません。そういうものだと割り切っていくしかないのです。

■プレゼントそのものの価値にこだわる男性、プレゼントを手に入れる過程にこだわる女性

誕生日や記念日のプレゼントを贈り合う際に、起こってしまいがちなすれ違いもあります。例えば彼へのプレゼントを入念に何日も探し回り、さらには誕生日当日には一生懸命にディナーを作る女性は少なくありません。

しかし、男性側はプレゼントをもらっても「ありがとう」、料理を食べて「おいしい」の一言だけ。あまりにもさっぱりした態度をとってしまい、女性から「私があんなに頑張ったのに」「あんまりうれしくなさそうだね」と怒られてしまった人もいるでしょう。これは、男性はプレゼントそのものにこだわるのに対し、女性はプレゼントを用意する過程を重視する傾向にあるからです。プロセスを重視する女性と、結果を重視する男性だからこそ起こるすれ違いです。

買い物にしても女性は「これもかわいいな。あっ、これも」と洋服を選ぶ過程を楽しみたいのに対し、男性は「気に入る洋服を見つける」という目的を達成したらそれで満足してしまう傾向にあります。

これは、どちらかが合わせるしかありません。男性が女性の買い物にとことん付き合うか、カップルで買い物に行くことをキッパリやめてしまうかのどちらかです。料理についても同じです。自分と性格がマッチする人を選ぶか、考えの違いをすり合わせることができる柔軟な相手と付き合うしか方法がありません。

■1人で悩みを抱え込みがちな男性、友人や彼に相談したい女性

男性と女性には、ストレスを解消する方法にもすれ違いがあります。女性の場合には、とことんストレスの原因を考えようとします。友達や彼氏に愚痴を吐き出して共感してもらいつつ、自分がどうするのかを決めようとするのです。なので、女性はストレスを他人に話してスッキリしようとする傾向にあると言えるでしょう。

その代わりに、男性は1人でストレスを抱え込む傾向にあります。男性は人に話して問題を解決するよりも、「寝て忘れよう」「スポーツで体を動かして気を紛らわせよう」と、独力で解消しようとします。

しかし、女性は男性の態度を「秘密主義」「どうして私に何も話してくれないのかしら」と思ってしまい、男性は女性の愚痴を「俺に言われても」「感情的すぎる」と捉えてしまうのです。

「俺たち性格が合わないんだよな」なんて考えていても、このようなすれ違いはどのカップルでも経験するもの。異性の友達や信頼の置ける友人などに相談してみて、周囲の意見を仰いでみることも大切です。