雪の大型すべり台(2012年開催時の合浦公園会場での様子。今年のすべり台は八甲田丸前に設置)

青森冬まつり実行委員会は2月2日~11日まで、青森市中心市街地の各所で「第35回青森冬まつり」を開催している。

同イベントは昭和53年(1978)から開催し、今では市民に広く定着されている冬の恒例行事。2013年は会場を合浦公園から、八甲田丸やワ・ラッセ西の広場など中心市街地に変更した。開催期間も10日間に拡大して開催している。会場には毎年人気の雪の大型すべり台や、乗馬体験など様々な催し物を用意。

第35回青森冬まつり

9日~11日には、八甲田丸ゾーンで鉄道模型ショー

「八甲田丸ゾーン」には、毎年人気の雪の大型すべり台を設置(3レーン)。9日~11日には鉄道模型ショーを開催し、50点以上のミニチュア鉄道模型が会場内の線路を走行する。10日には、真冬のジュークボックス~アートで音楽のあるまちづくり周知イベント~を実施。津軽三味線やアマチュアバンド演奏、小中学生の吹奏楽の演奏などを行う。

10日に男の勇姿を披露する「the男男男(もつけ)祭」

「ワラッセゾーン」では、雪上ゲーム、昔遊び、冬の青森体感コーナー、体験コーナー(雪かき、津軽三味線演奏)を開催。七子八珍鍋・生姜味噌おでん・せんべい汁、青森ドッグなどの店は9~11日に出店する(日によって異なる)。

また、ワラッセゾーンでは、神輿(みこし)や綱引きなど、たくましい「男」たちが雪に負けない勇姿を披露する「the男男男(もつけ)祭」を、10日の16時30分~19時に開催。餅つきの振る舞いや打ち上げ花火なども行う。

かまくら体験ができる「青森駅前公園ゾーン」

「駅前公園ゾーン」では青函ワールドのジオラマが展示され、雪国の風物詩のかまくらも体験できる。「青い海公園ゾーン」では9~11日に乗馬体験・たこ揚げ・スノーモービルそりができるほか、9日・10日には災害救助犬デモンストレーションも行う。「パサージュゾーン」では9日・10日に、宝さがしとワックスボール作りを実施。

「街なかゾーン(中心商店街)」には、雪だるまロードと雪あかりを設置。市内3カ所の幼稚園児が描いた似顔絵がプリントされたユキヲステッカーが、冬まつりをPRする。

同イベントの詳細は、青森市公式サイト、 青森観光コンベンション協会でも詳しく案内している。