4,000本もの桜が咲き誇る(写真はイメージ)

栃木県栃木市平井町の太平山県立自然公園で、園内の約4,000本もの桜の開花時期となる4月上旬に、「桜まつり」が開催される。

見どころは、山麓から続く遊覧道路の約2kmに渡る桜並木や、樹齢約360年の「太山寺のしだれ桜」。桜まつり期間中、夜間のライトアップも予定されている。

さらに、山頂付近の見晴らし場所「謙信平」では、よく晴れた日には東京の高層ビルやスカイツリー、富士山まで見え、関東平野を見渡しながら桜を楽しむこともできるとのこと。また、付近の茶店では、太平山の3大名物(団子、焼き鳥、玉子焼き)が並ぶ。

「謙信平」の名前の由来は、戦国時代に関東平定を競い対立した上杉謙信と北条氏康が、元亀元年に太平山南麓の大中寺で和議を結んだとき、上杉謙信が太平山に上り、南に広がる関東平野を眺め、目を見張ったことからこの名が付いたと言われている。

詳細は栃木市観光協会で確認を。