「アークヒルズ サウスタワー」完成予想図

森ビルはこのほど、同社が東京都港区六本木にて推進してきた「21・25森ビル建替計画」を上棟し、建物名称を「アークヒルズ サウスタワー」に決定した。

アークヒルズをひとつにつなぐ"最新鋭の複合オフィスビル"

「アークヒルズ サウスタワー」は、同社が国際都心形成を推進する「アークヒルズエリア」 に誕生。隣接する「アークヒルズ」(1986年竣工)の国際的なビジネス機能や住環境、豊かな緑地や文化などの成熟した環境を享受しながら、昨年夏に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」とともに、エリアにおける新たな「核(コア)」の役割を担う、という。

1フロア面積約1,900m²(約570坪)の整形なオフィス、約20の商業施設、超高層ビルとして都心部最大の屋上庭園などから構成。最新の環境技術を用いた環境性能をはじめ、事業継続を実現する高い耐震性能や非常用発電設備を有し、BCP(事業継続計画/災害などリスクが発生したときに重要業務が中断しない)の需要を満たす複合オフィスビルとなっている。竣工は2013年8月を予定。

所在地は、東京都港区六本木一丁目。地下鉄「六本木一丁目駅」に直結し、「アークヒルズエリア」の交通の要所として機能する。同社では、エリア内をひとつにつなぎ、さまざまな情報や知恵などが集積、新しい価値を創造していく人や企業が集まる場として、新たなワークスタイルやライフスタイルを提案していく、としている。