丹後の郷土料理、ばらずし

京都府北部、丹後の郷土料理である「丹後ばらずし」を食べ歩くことができる「丹後ばらずし食べ歩きマップ」が発行された。マップを持って参加店舗でばらずしを食べると、各種特典がある。期間は7月21日まで。

同マップは、京丹後エリア、宮津・天橋立エリア、与謝野エリアの25店舗を掲載。住所等の店舗情報のほか、「鯖おぼろの甘さ」、「酢飯の酸味」、「ボリューム」3つの項目について、それぞれ5段階でチャート化されている。さらに、お店ごとの特典も記載。

特典は、絵葉書プレゼントやコーヒーサービス、お吸い物のサービス、ソフトドリンクサービス、しそ入りおぼろ小袋プレゼント、全品5%引きなど。

ばらずしはお店や家庭によって形状、味はさまざま

「丹後ばらずし」は、元来祭りの日に作られるごちそう。まつぶたと呼ばれる浅い木箱にすし飯を敷き、その上に甘辛く煮付けたサバのおぼろ、錦糸玉子、紅しょうが、かまぼこ、椎茸などで彩る。

作り方に一定の共通点はあるものの、その形状や味、具材はさまざま。四角形や円形、すし飯におぼろを挟んだ2段タイプもあれば、1段タイプもあり、食材もごぼうやタケノコ、かんぴょうなどを使うなどバリエーション豊富だ。

このペナントのお店が目印

飲食店だけでなく、ホテルなど宿泊施設を伴った店舗も掲載されているため、遠方から泊まりで訪れることもできる。なお、ばらずし食べあるきマップからも、ダウンロードが可能。