ちょっとしたものを買う時、取りあえず100円ショップに行ってみよう、なんて思いますよね。日本に住む外国人20人に、100円ショップでよく買うものや、母国の100円ショップ事情について聞いてみました! 

■食器。ダイソーがシンガポールに進出してます(シンガポール/男性/20代後半)

■裁縫用品や台所用品。母国にもダイソーはあります。他の日本製の100円ショップもありますが、あまり聞いたことがないお店の名前です(タイ/女性/30代後半)

コップやお皿はもちろんのこと、キッチンタイマーやひとり用の土鍋なんかも見かけますね。100円ショップの代表格のダイソーは、現在海外28カ国、658店舗を展開しています。

■文房具です。母国ではあまり見たことがないです(ギリシャ/男性/30代前半)

■単語カード、漢字を勉強するために。母国にはありません。いろいろなものが100円より安いです(マリ/男性/30代前半)

■ファックス用のA4サイズの用紙、掃除用の消耗品。母国にはあまりないです(ポルトガル/女性/50代前)

文具・事務用品も100円ショップのおなじみ商品。特殊なサイズや形状でない限り、たいていあるので便利ですね。日本語の勉強にも役立っています!

■飲み物、クッキー、ピーナツ、おつまみ、ガム。母国にもあるけど少ない(スペイン/男性/30代前半)

■お菓子。母国にもありますが日本ほど質は良くないです(ドイツ/男性/40代前半)

こちらの方々は食品中心です。食品は他のスーパーで100円以上の値段で売られている同じものが100円であったりするので、お得感をダイレクトに得られるかもしれませんね。ドイツではオイロ(ユーロのドイツ語読み)ショップというお店が日本の100円ショップにあたるそうです。品質によって、これで100円!?これだから100円……と印象がだいぶ変わりそうですね。

■タイカレー、トイレの水の色を変えるやつ。母国にも4ズロチショップ(ほぼ100円)があるが、あまり何も置いてないので人気はないです(ポーランド/女性/20代後半)

ポーランド版100円ショップもあるのですね! 日本の100円ショップの品ぞろえの多さには、われわれ日本人も驚きます。それと比べると少し物足りないのかもしれません。

■電池や、ローソン100なら果物をよく買います。母国にもありますが、安っぽいものが多いです(アメリカ/男性/20代後半)

かつてアメリカ旅行をした時にお世話になりました。1ドルショップではなく、99セントショップ! 文房具や、フレーバーティー、お菓子などいろいろあり、どれもパッケージがポップでかわいかったのでお土産のいくつかはそこで買いました(笑)。

■床のマット。母国にもあります。1 pound shop=130~200円(イギリス/男性/40代前半)

足ふきマットのことでしょうか。100円のマットは布地が薄いので、洗濯してもすぐ乾くところがいいです! イギリスの1ポンドショップは、日本の100円ショップと同じように食器や工具、食料品や化粧品などを取りそろえていて、やはり日本と同じように人気があります。さらに99ペンスショップもあるそうです。

■食器、はさみ、文房具、生活に必要なもの。母国には残念ながらありません(ロシア/女性/20代前半)

母国にないことを残念がっています……。100円ショップを上手に活用しているのですね。ドイツのオイロショップがサンクトペテルブルクにあったという情報もありますので、元気を出してください!

安いだけがいいことではありませんが、100円でまかなえることに慣れてしまうと財布のひもはなかなか緩みません。いろいろなものを見た上で、納得のいくお買い物をしたいものですね。