SoftBank 201TH

ソフトバンクモバイルは、2月下旬以降に、衛星電話サービスを開始すると発表した。同サービスの開始にともない、衛星電話サービス用の料金プランを用意し、衛星電話専用機種「SoftBank 201TH」(スラヤ製)を発売する。同端末は、同社オンラインショップと一部のソフトバンク携帯電話取扱店などで販売される。

同社がスタートする衛星電話サービスはスラヤ・テレコミュニケーション・カンパニーが提供する衛星通信設備を利用したもので、災害時など、従来の一般携帯電話は圏外となるような場所や状況でも、衛星回線を介して通信が行える。提供エリアは北南米などの一部の国と地域を除く全世界、日本でのエリアカバー率は100%となる。

新たに販売される201THは、ディスプレイサイズが2インチ(176×220ドット)サイズの衛星携帯電話。通信は3G、GSM方式には非対応。衛星での通信に対応する。パケット通信の通信速度は、下り最大60kbps、上り最大15kbps。日本語入力が可能なSMSにも利用できる。カメラは非搭載で、IP54の防水防塵機能を備える。

サイズ/重量は約幅53×高さ128×厚さ26.5mm(突起部を除く)/約193g。連続通話時間は約6時間、連続待受時間は約80時間。