第22回東京スポーツ映画大賞が、25日付けの東京スポーツ新聞にて発表され、北野武監督最新作『アウトレイジ ビヨンド』が作品賞、監督賞、男優賞を含む3冠を獲得したことが明らかになった。

第22回東京スポーツ映画大賞で3冠を獲得した『アウトレイジ ビヨンド』(写真は昨年4月に行われた記者発表会)

1992年1月からはじまった同映画賞は、日本各地で行われている映画祭の主催者たちがノミネートした作品や人物を、審査委員長であるビートたけしが最終的に選考し、独断と偏見で賞を与えるというもの。作品賞、監督賞のほか、男優賞では西田敏行、三浦友和、加瀬亮ら、『アウトレイジ ビヨンド』主要キャスト12名の独占受賞となった。授賞式は2月24日、都内ホテルにて行われる。

同作は昨年10月6日から全国225スクリーンで公開されると、週末動員ランキングで1位を獲得。動員数は110万人、興行収入は14.5億円を記録し、前作『アウトレイジ』の200%の興行収入を叩き出した。4月12日には、DVDとBlu-rayが発売され、初回限定生産のスペシャルエディション版はメイキング、キャストインタビュー、ベネチア国際映画祭リポート、イベントや舞台あいさつ集の特典映像のほか、封入特典としてブックレットが付いてくる。